大分昔のことですが、ある特別養護老人ホームで火災が発生し、入所者が数名亡くなられたという痛ましい事故がありました。その反省から入所施設にスプリンクラーが必置となったほか、応援に駆けつけてきてくださるほどに地域との連携が必要ではないかという議論がありました。
高齢者施設に限らず、どんな人でも地域の中でのお付き合いというものは人間社会のあり方としても当然なことであります。施設が地域の中にあって孤立無援、お付き合いなし、なんていうのは福祉原則にいうノーマライゼーションに反することです。
では、どういう付き合い方があるでしょうか。地域の中に小中学校があり、幼稚園、保育園があれば何かにつけて交流できる筈です。
付き合いとは、お互いに出掛けていったり、受け入れたりすることです。
学芸会や運動会に出掛け、敬老の日にホームに子供たちを招待するのもいいでしょう。
ホームの防火避難訓練に町会の防災担当委員の方々を招いてアドバイスをいただくのもよいでしょう。
また、町会の独居老人などを対象としたふれあい事業に協賛して、食事会をホームで開催して交流するのも面白いのではないでしょうか。
今日の目標、施設が地域の中に孤立するのではなく、地域の一員としての意識をもって、どのように交流すればよいか、いろいろなアイディアを出し合い、小さなことから始めるためにみんなで話し合って提案して下さい。