介護施設は利用者の日常生活全般にわたり関わりあう場所でもあります 。
ケアサービスの施設は極論すれば人と人との出会いと交流、お付き合いをする場所であり、またその機能を備えていることが必要です。
入浴、排せつ、食事の三大介護に限らす、文化的交流~各種のクラブ活動、季節ごとの楽しい行事など~は欠かせません。
行事には利用者に喜んでもらうために、職員の歌、おどり、手品、ギター、ハーモニカなどの演奏を披露することがあります。
上手に歌ったり、踊ったりする職員を利用者の方々は、とても喜んで下さいます。自分の身近なお世話をしてくれるこの職員に、こんな一芸があったかと、わがことのように喜んでおられます。
職員にはもちろん、ケアのこころ、技能を持ってほしいけれど、さらに施設の文化的雰囲気を盛り上げ、利用者ともこころのふれ合いをもたらすこの文化的な一芸がとても大切なのです。
「死の教育」(デス・エデュケーション)を日本にはじめて導入されたデーケン先生(上智大学名誉教授)は「死」には「肉体的」「心理的」「社会的」「文化的」の四つの「死」があるといい、病院の如き白壁に囲まれた文化的雰囲気をもたない場に置かれた人は「文化的死」の状態にあると述べています。
今日の課題、私たちのホームは文化的うるおいがあるか?職員一人ひとりが持つ「一芸」を施設の中でどう生かすべきか、また利用者の生活を活性化させるあなたの一芸は何かをお互いに考えながら、ケアに励みましょう。



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