厚生労働省は、7月27日の「福祉人材フォーラム」において、11月11日を「介護の日」とすることを決定しました。
「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に、「いい日、いい日」にかけて11月11日になったそうです。
国民に対して介護の意義や重要性についてもっと知ってもらいたいという思いで制定された「介護の日」ですが、“介護を受ける人々やその家族など”への理解はもちろんのこと、“介護現場で働く人々”の現状を理解する機会にもなればよいなと期待します。
高齢化の進展で介護費用が急増、持続可能な介護保険の構築が課題となっている中、介護を担う介護従事者の人材確保などが大きな問題となっています。
これに対して、
介護人材の確保や処遇等について議論する
「安心と希望の介護ビジョン」会議の設置(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/07/s0724-4.html
や、
「福祉人材確保重点実施期間」の実施(7/21-8/3)(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/seikatsuhogo/fukusijinzai_kakuho/index.html
などが行われています。
また、訪問介護員の給与や介護福祉士の給与などが減少しているという調査結果(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/06/h0605-2.html
がある中、
「介護労働者等の人材確保のための介護従事者等の処遇改善に関する法律」
が参院本会議で可決・成立した。とのニュースもあります。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/g16901016.htm
※今回成立した法律には具体的な内容はありませんが、来年の4月までに介護労働者の賃金水準などを勘案し、賃金をはじめとする処遇の改善のための施策を検討し、必要な措置を講ずると定めています。
このような動きが具体的なものになり、いわゆる「人手不足」→「介護サービス品質低下」となることのないよう今後の動きに期待したいものです。
